なぜなら、テクニカル分析とは相場に現れる投資家の全ての考えや思いを反映したものを読むからです。
メジャーな指標でいうと、5日移動平均線が25日移動平均線をブレイクするゴールデンクロスやがある銘柄で現れたとします。
このブレイクする価格帯では、平均線で反発するだろうと考えて売りを行う投資家も存在します。
出来高が多ければ多いほど、たくさんの投資家の買いと売りがぶつかって最終的にブレイクしたということなので信頼性は高いと考えます。
逆に出来高が少ない銘柄では、1人の大口投資家でその状況をひっくり返せてしまうので、多くの投資家の思いがチャートに反映されていないことになります。
あまり出来高がついていないようなグロース株に対してテクニカル分析を信頼し過ぎるのは良い投資とは言えません。
私は基本的にはプライム市場で出来高のしっかりついている銘柄を選ぶ手法を取っています。