ぽこかぶの投資記録

テクニカルメイン分析を主体とした短中期トレードを記録していきます。

トレードは自信があるときほど謙虚に

タイトル通りですが、自信を持って購入したときほど危険だと考えています。

 

一度は経験があるかと思いますが、

ファンダメンタル的にとても業績が良かったり、テクニカルで自分の思い描く完璧なシグナルがでた銘柄をみつけたときです。

万が一、逆にいった場合に現実を受け入れられずに損切りが遅くなる傾向にあります。

これだけ、上がる条件が整っているから上がるだろう・・・と。

 

こういう場合は購入時にリターンばかりに気を取られて下がった時のリスクを決めていない傾向にあり、下がった時に余計に身動きが取れなくなります。

 

また、人は言い訳が上手です。

あらかじめリスクを決めておかないと、下がったとしてもこの指標が出ているから、業績が強いから、などと最初には考えてもいなかった自分に都合のいい理由をつけてホールドします。

 

相場が我々に示しているのは、あくまで「今この瞬間」の相場が上がりやすいのか下がりやすいのかを示しているのみです。

未来はなにが起こるか誰にも予測できません。

 

どんなに強い指標が現れても謙虚に、冷静に、第三者的な視点で相場を考えられるように心がけるべきだと考えています。

 

株の理想の保有期間

本日とある投資家が紹介していましたが、個人投資家は株の保有期間が短いほど負ける確率が高いと言っていました。

これはエビデンスに基づくデータらしく、私の感覚としてもそう思います。

ChatGPTに聞くと、長期とは少なくとも5年といった回答がありました。

長期ほどファンダメンタル分析の重みも増し、さらには3ヶ月に1回の決算も乗り越えていかなくてはなりません。

 

できる限り長期で持ちたいですが、情報が簡単に手に入る今の時代で、周囲より有意性をもって決算を迎えている投資家は限られていると感じます。

ギャンブルになるのであれば、やはり決算は跨がないかなというのが今の考えです。

決算後を狙って2〜3か月の期間で上昇をとっていける手法を確立するのが理想的であり、今後も研究していきます。

損切りの考え方

株をする上で損切りは大切だと誰もが言っています。

それはなぜなのか。

私が思う最大の理由は機会損失となるからです。

長期的にみれば、株は基本的にはあがっていくものなので、下がったらずっとホールドしておけばよいと考える方もいるかもしれません。

しかし、限られた資金を運用する中で下がり続ける株を持ち続けるのは資金を増やすチャンスを失う機会損失だと思っています。

3000を超える会社が上場しているなかで、本当に自分が買った株は最高の株なのか。

持ち続ける理由を明確にするべきだと思っています。

空売りについては、逆をいくと損失は青天井なので絶対に損切りが必要です。

 

では損切りはどの価格で行うか。

「オニールの成長株発掘法」という本ではどんな理由でも8%を超えたら損切りと書いてあります。

この8%という数字については、結局は自分の投資手法が短期なのか、長期なのかでも変わると思います。

例えばデイトレードで8%も損を抱える人はいないはずです。

大切なのは自分の考えている優位性が崩れたときに損切りすることだと思います。

テクニカルでいえば、抵抗線を下回ったりチャネルラインが崩れたりといったことです。

単純に何%下がったから売りだったり、その場の急激な下落で焦って売りといったことをしていると結局は自分の考えた優位性を生かしきれないと考えています。

したがって、

株を売買する前に損切りラインと目標ラインを決めて、

リスクリターンを導き出し、

決めた通りに売買する。

といったことが株では重要でありますが、それをルール通りに実行することがとても難しいと考えています。

 

私は徐々にですが、テクニカル面での優位性をみつけること、自分の決めたルールの乗っ取って取引をするメンタルを当初よりは身につけられてきたと感じています。

 

 

 

5/13の取引

本日の取引銘柄。

 

2503 キリンHD

2251円で購入。

 

月足チャートで三角持ち合いのブレイクと判断しました。

出来高についても下降時よりは増加傾向。

持ち合いの始まりから判断して、目標は2570付近に設定。

2200円割れで損切り

実は昨日のPTSで2300円で指値ひっかからずでした。

下がる銘柄を購入するのはあまり好きではありませんが、月足でみるとボラティリティの判断かなと思いました。

 

8306 三菱UFJ

4/30 1579円で買い。

5/12 1602.4円で売り。

 

日足チャートで持ち合いをブレイク。

1524円損切り、1690円目標としていましたが5/15決算のため本日売りました。

決算前は伸ばしきれないので、決算後に仕込むのが自分のやり方に合っているのかなと考えています。

決算後にリスクリターンに見合えばもう一度入り直すことを検討します。

 

 

購入している株を公開することについて

私は有名なトレーダーでもなんでもないので、基本的に持株の紹介については何も問題はないと考えています。

ただし、公開することにっよてメンタル的に売れなくなるリスクがあると考えています。

 

例えば自分が自信を持って紹介した株が翌日に暴落していたら?

すぐに売ることはできるでしょうか。

 

私は買う前に必ず売る価格を決めているので抵抗なく売れると今は信じていますが、紹介などを行うと余計な雑念が生まれて売れなくなるのでは?と考えてしまいます。

人は都合よく言い訳をしてしまいがちです。

 

一方で、買う株を公開するメリットとしては、ブログに紹介するだけの知識、理由を明確にした状態でより買うことができるということだと思います。

売りどきも踏まえて自分の買った時の理由、考えを記録していければと思います。

 

明日からの相場も頑張っていこうと思います。

 

 

投資をする上で重要なルール

安定した優位性を検証するためにも投資ルールの設定は重要です。

以下は自分のルールとなります。

 

1 買う(売る)前に必ずリスクリターンを考える。

リターンが理想的にはリスクの3倍となるものを狙います。

損切りは自分が考えたシナリオや優位性が崩れる株価のこと。

 

2 決算跨ぎをしない。

テクニカル分析では決算結果は明確に予想できません。

ギャンブルをするために投資を行うわけではないということを肝に銘じる。

決算跨ぎをしなくても、優位に勝てる可能性のある銘柄はたくさんあります。

 

3 決めた損切りラインは必ず守る。

もはや説明不要です。弱気なときほど言い訳して損切りラインを下げがちです。

 

4 買う(売る)銘柄は時間をとって必ず検証する。

その場の流れや、仕事の休憩時間などで売買しないことが大切です。

損切りも焦らず、あらかじめ決めた損切りラインを守る。

 

大勝ちしていたり、大負けしているときほどメンタル的にルールは破れやすい傾向にあります。

心がけて投資をしていきたいと思います。

このブログのテーマ

2023年に株を始めました。

わけもわからずいきなり資産を失いましたが、もっと勉強したいと感じました。

 

テクニカル、ファンダメンタルをそれぞれ勉強して自分に向いているのはテクニカル分析だと思い、短中期でテクニカル分析を使った投資を行なっています。

半年トレードをした上で感じたことは、メンタルの強さが必要不可欠だということです。

売買の記録と売買理由、メンタル面を記録することで勝率を少しずつ高めるのがこのブログの目標です。

 

また、コーヒーが大好きでハンドドリップはほぼ毎日します。

新しい豆や入れ方の紹介などできればと思います。

 

よろしくお願いします。